PEOPLE & EXPERTISE
参画教員
宇宙資源学を支える、
参画教員と専門分野
惑星科学、資源工学、探査・製造技術、エネルギー、社会制度。多様な専門を持つ教員が、宇宙資源をめぐる学術の基盤を支えています。各教員の主な専門と研究内容を紹介します。

宮本 英昭
Hideaki “Hirdy” Miyamoto
惑星地質学・レゴリス・宇宙資源探査
月・火星・小惑星の表層を、探査データ、模擬土壌実験、数値計算から研究。LDAやMMXなどの探査計画と、宇宙資源の計測・利用技術を結び付けています。

加藤 泰浩
Yasuhiro Kato
資源地質学・レアアース・地球の物質循環
レアメタル・レアアースが生成し濃集する仕組みを、岩石・堆積物の地球化学から解明。海底鉱物資源などの新たな資源と、地球環境の変遷を研究しています。

中村 謙太郎
Kentaro Nakamura
海底鉱物資源・鉱床成因・地球環境進化
海底調査と鉱石・岩石の化学分析を通じて、鉱床の分布と形成過程を研究。資源形成を手がかりに、地球環境と生命の進化を読み解きます。

安川 和孝
Kazutaka Yasukawa
資源地球化学・データ解析・物質循環
高精度化学分析、多変量解析、数値モデルを組み合わせ、海底資源の分布と成因を研究。地質試料に記録された物質循環や気候変動も定量的に捉えます。

羽柴 公博
Kimihiro Hashiba
岩石力学・採鉱システム・長期安定性
岩石・岩盤の変形、破壊、時間依存性を実験と力学モデルで評価。採鉱機械の性能向上や、地下構造物を長期に利用するための技術を研究しています。

高谷 雄太郎
Yutaro Takaya
資源分離・リサイクル・CO₂固定
廃電池や海底鉱物から有用金属を分離・回収する技術を研究。廃コンクリートや製鋼スラグの環境浄化・CO₂固定への利用にも取り組んでいます。

小林 肇
Hajime Kobayashi
微生物工学・エネルギー変換・資源生産
微生物と電極などの共生系を利用したエネルギー・物質変換を研究。メタンや水素の生産、鉱業排水の処理など、資源利用と環境調和の両立を目指します。

福井 勝則
Katsunori Fukui
掘削・採鉱システム・地圏開発
掘削・支保・運搬を一体として捉え、効率と安全性を両立する資源開発システムを研究。深海底や地下深部など、厳しい環境での開発を対象としています。

辻 健
Takeshi Tsuji
物理探査・岩石物理・CO₂地中貯留
探査データ解析、計測装置、デジタル岩石物理により、地下の構造と流体挙動を可視化。CO₂貯留・地熱の評価に加え、月や火星の探査にも取り組んでいます。

合田 隆
Takashi Goda
数値解析・不確実性評価・意思決定
準モンテカルロ法などの計算手法で、予測に伴う不確実性を定量化。追加の観測や情報が意思決定をどれだけ改善するかを評価する数理を研究しています。

村上 進亮
Shinsuke Murakami
産業エコロジー・資源経済・持続可能性評価
物質フロー・ストック分析やライフサイクル評価で、資源循環と環境負荷を把握。資源市場や政策も分析し、持続可能な利用を支える社会システムを研究しています。

齊藤 英治
Eiji Saitoh
スピントロニクス・量子物性・エネルギー変換
電子のスピンが運ぶ流れに着目し、物質中の輸送現象を研究。スピン流と熱・電気の関係、新しいスピントロニクス材料や測定手法を探究しています。

石田 哲也
Tetsuya Ishida
コンクリート工学・マルチスケール解析・耐久性
セメント材料の微細構造から構造物全体までを結ぶ解析により、コンクリートの長期性能を予測。耐久性の向上と環境負荷を抑える材料・施工技術を研究しています。

姫野 武洋
Takehiro Himeno
航空宇宙推進・熱流体・低重力下の液体管理
ロケットや宇宙機のタンク・エンジンで生じる熱流動を、実験と数値解析で研究。重力や加速度が変わる環境で、液体推進薬を安定して保持・供給する技術を扱います。

船瀬 龍
Ryu Funase
超小型宇宙機・航法誘導制御・深宇宙探査
小型・軽量な探査機で深宇宙へ到達するためのシステムと航法誘導制御を研究。EQUULEUSなどの開発を通じて、超小型探査機による太陽系探査を進めています。

杉田 直彦
Naohiko Sugita
精密加工・生産工学・医用加工
材料の組織や微小な加工現象を捉え、高精度な加工法を研究。硬脆材料の加工から、生体組織の切除や手術を支える加工・計測技術までを対象としています。

趙 漠居
Moju Zhao
飛行ロボット・変形機構・運動制御
飛行中に形を変える多リンクロボットや、飛行・移動・作業を組み合わせるロボットを研究。機構設計、モデル化、制御を通じて新しい運動能力を開拓しています。

木﨑 通
Toru Kizaki
精密加工・工作機械・計測制御
加工機の状態をその場で計測し、熱変形や精度の変化を補正する技術を研究。センサと制御を統合し、高自由度と高精度を両立する加工システムを目指します。

伊藤 佑介
Yusuke Ito
超高速光計測・精密レーザ加工
超短パルスレーザーが材料に起こす現象を、超高速計測で定量的に捉えます。電子や応力の変化を制御・利用し、新しい精密加工技術を研究しています。

吉光 徹雄
Tetsuo Yoshimitsu
宇宙ロボティクス・小型ローバ・天体表面探査
小惑星や月の表面を移動・観測する小型ローバを研究開発。MINERVA-IIやLEV-1などを通じ、低重力環境での移動技術と探査システムを実証しています。

杉田 精司
Seiji Sugita
惑星探査・比較惑星学・分光観測
探査機が取得する画像や分光データから、惑星・小惑星の物質分布と地形を研究。「はやぶさ2」の可視分光カメラによる観測などから、天体の起源と進化に迫ります。

高橋 嘉夫
Yoshio Takahashi
環境地球化学・化学種解析・水–岩石相互作用
X線分光などで元素の化学状態を調べ、天然試料中での濃集や移動の仕組みを解明。資源、環境、有害元素の挙動を、原子・分子の視点から研究しています。

橘 省吾
Shogo Tachibana
宇宙化学・惑星物質・化学反応速度論
太陽系の形成・進化を左右した化学反応を、実験と地球外物質の研究から探究。ダストや隕石の形成過程、小天体探査と帰還試料の科学を結び付けています。

鍵 裕之
Hiroyuki Kagi
高圧科学・鉱物科学・惑星内部の水
高温高圧実験とX線・中性子・振動分光を用い、鉱物や氷、水素の振る舞いを研究。地球・惑星内部の構造や、深部での水の存在状態を明らかにします。

小泉 宏之
Hiroyuki Koizumi
宇宙推進・プラズマ工学・水推進
超小型衛星向けの推進系から、大電力の電気推進までを研究。水などを推進剤として使う技術を含め、宇宙機の移動能力を広げるエンジンを開発しています。

𠮷川 一朗
Ichiro Yoshikawa
惑星大気・紫外線観測・探査機器
紫外線の観測機器や宇宙望遠鏡を開発し、惑星の大気・プラズマを研究。観測データから、大気の成り立ちと時間変化を読み解きます。

徳永 朋祥
Tomochika Tokunaga
地下水・地殻流体・地圏環境
地下水の流れと岩盤の変形が互いに及ぼす影響を研究。沿岸域の水環境や地下の長期安定性を評価し、環境と調和した地圏利用を考えます。

杉山 正和
Masakazu Sugiyama
太陽光発電・半導体・水素エネルギー
高効率太陽電池と水の電気分解を組み合わせるなど、再生可能エネルギーを水素として蓄える技術を研究。材料・デバイスからエネルギーシステムまでを対象としています。

関 華奈子
Kanako Seki
宇宙プラズマ・惑星大気散逸・宇宙天気
科学衛星の観測と数値実験を組み合わせ、太陽風と惑星環境の相互作用を研究。大気が宇宙へ失われる過程や、生命が存在し得る環境への影響を探っています。

城山 英明
Hideaki Shiroyama
行政学・国際行政・科学技術政策
科学技術と公共政策の接点を、行政学と国際行政の視点から研究。新しい技術を社会に導入する際の制度設計、政策形成、ガバナンスを扱います。

柴山 創太郎
Sotaro Shibayama
科学技術政策・研究開発運営・科学計量学
科学計量学の視点から研究活動を分析し、科学技術政策と研究開発マネジメントを研究。エビデンスに基づく政策や研究活動の運営を考えます。

三河内 岳
Takashi Mikouchi
惑星物質科学・隕石学・鉱物分析
隕石や探査機が持ち帰った試料を、電子顕微鏡やX線・分光分析で調査。鉱物の組織と組成から、太陽系天体の形成、加熱、変成の履歴を読み解きます。

遠藤 秀紀
Hideki Endo
比較解剖学・機能形態学・自然史標本
動物の解剖と三次元形態解析から、体の形と機能、進化の関係を研究。標本の収集・保存を通じて、自然史の知を将来へ継承する活動も進めています。
